シニアカーQ&A

 Q  「カート」は呼び名によって違いがありますか?

 A  そもそも「カート」は、正式名称を「ハンドル型電動車いす」といいます。

ただし、まだ通称が定まっておらず、「シニアカー」・「電動四輪車」・「電動カート」などさまざまに呼ばれています。

また最もメジャーな「セニアカー」という呼び名はスズキの「カート」の商品名です。

つまり、呼び名による性能の違いは無いということです。


 Q  色々な機種がありますが、選び方を教えてください。

 A  最も重要なことは連続走行距離です。バッテリーの大小で20km程度のものと30km程度のものがあります。

他に注意することは「保管場所や通路の幅」を測って、支障のない大きさの電動カートを選ぶことです。

また立ち座りに不自由がある方は座席が回転する機種をお選びください。

ただ、お勧めの選び方は、お気に入りのボディカラーやデザインだと思います。


 Q  任意保険へ加入しておくべきでしょうか?

 A  各メーカーとも任意保険が用意されております。保険未加入時の事故は大きな負担を伴う恐れがございますので、電動カートと任意保険はセットとお考えになることが最善です。

保険料は年額5,000~10,000円ほどです。

ちなみに、当社のレンタルは全て保険料込みの価格です。


 Q  購入後の保証期間はどれくらいですか?

新車のメーカー保証は1年間です。

中古電動カートは3カ月間の保証を設定しております。

※中古車バッテリーは対象外です。


 Q  色々な機種がありますが、選び方を教えてください。

 A  「1日の使用が5kmを 絶対 に越えない方」でしたら、低価格を重視して探しても良いと思います。

ただしそれ以上の運転が見込まれる方は、「バッテリー状態が確認できて保証もあるお店」で購入していただくことが結果的に安上がりになるようです。

「展示車」や「試乗車」とはいっても管理不足でバッテリーが極端に劣化しているものも多く見られます。 中古車をお探しの方はこちら


 Q  電動カートでお店などへの出入りはできますか?

 A  通路の広いスーパーや家電量販店などは、電動カートで直接お買物ができるところが増えてきているようです。 もし初めていくお店の場合は、店長さんなど責任者の方に確認をとるのが一番のようです。 蛇足ですが、お店の中では最低速度に設定して走り出しは慎重に・・・。


 Q  介護度1以下の軽度者は介護保険レンタルできないって聞きましたが?

 A  要介護状態区分1(通称:介護度1)以下の方は原則的に電動カート(車いす)のレンタルはできません。

ただ例外に当てはまる方でしたらケアマネージャーさんやご家族の方の了解のもと、介護保険でレンタルすることができます。

下記アドレスのページ中ほど「介護保険と福祉用具『軽度者に対する福祉用具レンタル』」の中で分かりやすく説明されています。

全国福祉用具専門相談員協会さんのwebサイト

http://www.zfssk.com/kaigo/index.html#rental


 Q  三輪車にしようか四輪車にしようか迷っています。

 A  現行の電動カートのほとんどが四輪車です。

三輪車はハンドルが軽いというメリットはありますが、バランスが悪いため「横倒れ」の危険性が非常に高いようです。

そのため、初めて乗られる方は間違いなく四輪車をお勧めいたします。

買い替えの方もいちど四輪車を試乗するのが賢明です。


 Q  バッテリーの寿命はどれくらいですか?

 A  バッテリーは「生もの」とお考えください。使用状況・管理状況により大きく変化します。

とても良くお使いになる上に充電を忘れがちの場合は1~2年で寿命がきてしまうようですが、平均的にお使いの方が適切な管理をされている場合は5年を超えて使用できることが多いようです。


 Q  バッテリーを長持ちさせる方法は?

 A  電動カートに使用されている鉛蓄電池は電気を使い切ってしまうとバッテリーを非常に痛めます。(昔の電動自転車などに使われていたニッケル水素とは正反対の管理方法をお勧めいたします。)

1.バッテリー残量がゼロになる前に
2.乗り終えて直ぐに
3.満タンになるまで充電してください。

 Q  バッテリー液の点検は必要ですか?

 A  不要です。現行の電動カートは、密閉式MF(メンテナンスフリー)バッテリーを使用しておりますので、「充電」以外のメンテナンスは不要です


 Q  運転免許は必要ですか?

 A  道路交通法で「電動カート=身体障害者用車いす」とされ「歩行者」と位置付けられております。 そのため運転免許は不要です。


 Q  電動カートはどこを走行すればいいのですか?

 A  原則的に歩道を走行し、歩道の無い道路は右側通行です。

ただし右側通行に危険が伴う場合、安全を確保できる箇所を走行してください。